介護福祉士の国家資格としての概要、行われている業務、施設についての内容を具体的にご紹介していきます。「介護や福祉」に興味がある方や簡単な知識としてサラっと知りたい方の参考になれば幸いです。




高齢者のための施設

  

シルバーハウジング


シルバーハウジングとは、高齢者世話付住宅のことです。
60歳以上の単身生活者、 夫婦のうちいずれかが60歳以上の高齢者世帯を
入所の対象にしている集合住宅のことを指します。


ライフサポートアドバイザー(LSA)とよばれる人が常駐し、
ケアサービスなども必要に応じて提供しています。


ライフサポートアドバイザーは、様々なことを
バックアップする「よき隣人」でいなければなりません。
また、各関係機関との連携や住民、世話人代表者との協力が不可欠な仕事です。

  

高齢者生活福祉センター


過疎地域に住んでいる高齢者に対して、介護支援サービスや地域住民との交流会などを
図るなど総合的なサービスの提供を目的とする、小規模な多機能施設です。


デイサービスセンターに、高齢者向けの居住部門を併せ、65歳以上の一人暮らしや
夫婦のみで生活をしている人たちを対象につくられました。


設置主体は、大半が各市町村です。


<主な業務内容>

●老人デイサービス運営事業(A型、B型またはD型)の実施

●独立して生活するのに不安のある方に対し、一定期間の住居の提供

●居住部門利用者に対する各種相談や助言、緊急時の対応など

●居住部門利用者が在宅福祉サービスを受ける際の手続きの援助など

●高齢者と地域住民の交流を図るための企画や場所の提供など


介護福祉士は主に寮母として、A型やB型で働くのが一般的になっています。

  

在宅介護支援センター: 主なサービス内容


●介護を必要とする高齢者の実態把握

●保健福祉サービスの広報活動など

●訪問、電話などによる在宅介護に関する指導や助言

●必要な公的保健福祉サービスの選定や関係機関との連絡・調整など

●公的保健福祉サービスの利用申請手続き代行など

●介護機器の展示と普及(使用方法のアドバイスや機器の紹介など)

●高齢者向け住宅の増改築の相談等

●介護に関する資料作成(サービス計画の内容や今後の課題など)

などなど

  

在宅介護支援センター


在宅で65歳以上の、虚弱、寝たきり、痴呆などの高齢者とその家族を対象とした総合的な
相談窓口になります。 専門家に無料で在宅介護に関する疑問や悩みを相談できます。
また、施設入所の斡旋や福祉サービスの手続きなども代行で行っています。


利用者が直接、各市町村の窓口に出向かなくても必要な保健福祉サービスを
受けられるのも特徴の一つになっています。


特別養護老人ホームや病院などに併設されている為、24時間の対応も
可能となっています。


<保健医療職と福祉職のペアで勤務>

A: 保健婦とソーシャルワーカー

B: 看護婦と介護福祉士


上記、がペアで常に相談員として勤務することになります。 また、上記2人だけでは
24時間体制での対応は困難な為、併設された施設との連携が非常に重要で不可欠です。


業務の内容や相談が様々のことから、現場での経験を十分に積んだ人でないと
在宅介護支援センターでの勤務は厳しいものがあります。
また、ケアマネジメント能力も要求される職場でもあります。

  

デイサービスセンター: 5つのタイプ


●A型(重介護型)

  寝たきりの高齢者の利用率が多く、利用者の内、特別養護老人ホーム対象程度が
  3分の2以上を占める。基本事業、通所事業、訪問事業のすべてを実施。


●B型(基本型)

  最も普及しているタイプで、利用者の内、特別養護老人ホーム対象程度が3分の1以上を
  占める。  基本事業、通所事業を実施し、訪問事業の各サービスは選択し実施。


●C型(軽介護型)

  虚弱な高齢者を対象としたタイプで、基本事業の送迎を原則として実施。 生活指導、
  養護、 日常動作の訓練、家族介護教室、健康チェックの5つより3つを選択して実施。
  通所事業、訪問事業のサービスを2つ以上選択して実施する。


●D型(小規模型)

  1日あたりの標準利用者が8人程度の小規模なタイプで、基本事業の送迎を原則として
 実施。 養護、健康チェック、生活指導(レクリエーションを含む)の3つは必ず実施。
  通所事業での給食サービスは必須。 入浴サービスは選択して実施。


●E型(痴呆性老人向け毎日通所型)

  痴呆性の症状がある高齢者で、在宅で虚弱な65歳以上の人が毎日通所できるタイプ。
  事業内容は、D型と同じ。 基本事業1日あたりの標準利用者が8人以上だが、
  5人以上に緩和され、デイサービス事業の推進が図られている。

【介護のニーズは今後ますます高まります】
ご存知のように本格的に高齢化社会が到来しようとしています。
そんな時代の要請で誕生した国家資格の一つに介護福祉士があります。

2015年の日本では4人に1人が65歳以上の高齢者で、「寝たきり」や
「痴呆」などの介護が必要とされる方は、2025年には、500万人以上
という予測がされています。
2015年、2025年なんてのは、もうそこまで来てますので「他人ごと」と
誰も考えてはいけないのではないでしょうか。

もうこのような状態だと、少子化の問題もありますので家族だけに
頼るのはちょっと無理だと言わざるを得ないでしょう。

介護専門職の彼らの仕事は今後、大変さを増すと容易に想像が出来ますが
益々の活躍を期待しています。


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